top of page

​妖怪ネットワークの紹介

☆ネットワーク名
夜行列車「新月」(仮)


☆規模
中規模


☆形態
妖怪化した寝台列車「新月」を拠点とするネットワーク。日本中を移動しながら、事件の調査から戦力の貸与まで様々なことを請け負いつつ活動している。大都市に停まることもあれば、地方のマニアしか知らない駅に停まることもある。ネットワークとしての活動を始めたのはわりと最近である。
人間には認識できず、基本的に移動は夜のみで昼間はどこかの駅に停車したままとなる。事件の調査中は一定の場所に留まるが、必要であれば他の土地への人員輸送や拠点の移動も行う。常に「人払い」の効果で覆われている、もしくは車体が「幽体」のような状態になっており、人間の列車とぶつかることは決してない。

「怪異に脅かされた時、深夜0時に駅のホームの端っこで頭の上に靴を乗せて土下座していると不思議な列車が現れて助けてくれる」という都市伝説が流布しており、人間からの依頼は基本的にこの形で受ける。
内部には寝台車や食堂があり、所属妖怪はこれを利用して生活している。旅暮らしとなるので、テレワークかネットワークからの仕事の報酬が所属妖怪たちの基本的な収入。基本的には善のネットワークとして活動しているがやや中立的な立場で、悪徳ネットワークの相談に乗ることもある。


☆所属妖怪
車掌/「諸君、仕事だ。定刻までに片付けろ」
ネットワークの代表。言動は剛毅果断で冷静沈着、それでいて清濁併せ呑む柔軟な思考を持つ頼れるリーダー。見た目は「銀河○道9〇9」の車掌の格好をした2m近い偉丈夫。
その正体は大物妖怪の夜行さん。悪路王とは古い友人で、夜行列車「新月」を立ち上げたのも彼の思想に共感したことがきっかけ。善のネットワークとして活動しつつ、時に悪徳妖怪に手を差し伸べるのもこれが理由となっている。

新月/「…………」
妖怪ネットワークとしての夜行列車「新月」の拠点。その正体は、夜行さんの首無し牛車が廃棄されて妖怪化しかけていた寝台列車に憑依したもの。口が無いので非常に無口で、車掌に命じられるまま日本各地の線路を疾走する。
現在のエネルギー源は電線から得られる電気。堂々と盗電していることはここだけの秘密だ!

ドリス・ドレス/「オカエリナサイマセ」
ツクモガミとして妖怪化したメイド服。「透明人間がメイド服を着ている」ような状態で活動しているが、メイド服以外の部分に実体はない。手袋部分もあるので物を持つことは可能。
自我はまだ薄く、メイドとして振る舞うことしかできず、主と認識する夜行列車「新月」の所属妖怪のために黙々と働く。戦闘能力は皆無だが、食事の用意から社内の清掃までを任せられる重要人物である。

bottom of page